花と紅葉と

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熱海市の木「あたみ桜」開花 昨年より1日遅く確認

 早咲きで知られる熱海市の「あたみ桜」の開花が始まった。寒風に耐えるピンク色のかれんな花が、市民や観光客の注目を集めている。
 7日に市職員が熱海梅園前の市道沿いの2本と梅園内の1本で、花が咲いているのを確認した。確認日は、昨年より1日遅いという。
 見頃は1月下旬から2月上旬ごろの見込み。糸川遊歩道やさくらの名所散策路、渚デッキなど、市内各所で楽しめる。
 市公園緑地課によるとあたみ桜は1871年ごろ、イタリア人によって熱海に伝わったとされ、開花期間が1カ月以上と長いのが特徴。1977年には、同市の「市の木」となった。