花と紅葉と

旅行に役立つ開花情報

阿智村 2021/4/20

 タイトルを何にするか悩みました。知名度なら「昼神温泉郷」?正確な場所を言えば「月川温泉郷」?他の場所との混同を恐れないなら「花桃の里」?結局、すべてを含む村の名前にしました。

 この場所は何年も前から行ってみたいと思いながらも、片道3時間半もかかるその距離とタイミングに恵まれずに未訪問となっていました。しかし今回、縁あって初訪問となりました。メインの目的地は、ネット情報で見頃となっていた「花桃の里」ですが、村全体に花桃を頻繁に見かけます。その場所の一つである、昼神温泉に前泊です。ネット情報では見頃過ぎとなっていましたが、それでも以下のように咲いている様子を見ることができます。

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宿泊した旅館から

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朝市広場そば

花桃を眺めながら入れる足湯もあります。

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 翌日、ついに花桃の里に向かいます。道すがら沿道に咲く花桃を見ながら十分きれいに感じていたのですが、目的地に着くと想像以上の光景が広がっていました。

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 これが突然、眼前に現れます。そばにはこのような看板があります。

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もう、ここで一旦車を止めたくなりますが、駐車禁止なので少し先の駐車場に止めて戻ってきました。ちなみに、駐車場はこの先にもいくつかありますが、共通の駐車料金なので1か所で支払えばその後はその駐車券をみせれば大丈夫です。ただし、駐車料金が異なる所があるので、その場合は差額が必要です。この駐車場は着いたころ(9:00頃)は空いていましたが、帰る頃(11:00頃)は満車でした。

 ここから更に奥へ進みます(ずっと登り坂です)。メイン会場の月川温泉まで来ますが、いったん通り過ぎてもっと奥の様子を見に行きます。その間、ずっと沿道には花桃が咲いています。最終的には通行止めになりますが、その付近がこんな感じです。

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下流に向かって撮っています。右側に見えるのは桜です。東京周辺では完全に終わっている桜ですが、こちらではまだ残っていました。

 メイン会場に戻ります。こんな様子です。

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メイン会場付近から上流に向かって撮っています。右側が車道、川を挟んで左側が月川温泉で徒歩でしか入れません。受付で住所、名前を書いたり、体温測定があったりしますが、入場料等はかかりません。受付後の歩道です。

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このような坂道を登っていくと、一番上に旅館があり、その駐車場に食べ物などの屋台が並んでいました。周辺にはベンチがいくつもおかれており、ゆっくり休みながら観賞することができます。

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 初訪問でしたが、本当にベストタイミングだったようで、地元の方に「他の年に来てガッカリしないでくださいね」と言われたほどです。写真では伝えきれてないと思いますが、なかなかない光景ですので、一生に一度は見た方がいいです。