長年の念願であった千畳敷カールへ行ってきました。
日の出前に家を出て、駐車場に着いたのが7:30頃です。既に通常の駐車場は埋まりかけ、臨時駐車場へ切り替わる直前でした。駐車料は1日800円です。ここからロープウェイ乗り場までは、まだ30分ぐらいかかりますが、一般車両は通行禁止になりますのでバスに乗り換えます。
帰りに撮った写真なので並んでいませんが、朝はこの画像に入らないくらい並んでいました。30分ぐらい待ったと思いますが、それでも休日よりはマシだったのだろうと思います。奥に見える小屋でバスとロープウェイの往復チケットを買ってから並びます。
バスは観光バスタイプの座席です。補助席まで使いますが、立っての乗車は認められません。その理由は乗車中に分かりました。バスは発車すると、狭いつづら折りの山道をどんどん登っていきます。もちろん慣れた運転手さんが上手に運転するのですが、それでも立って乗るのは難しいほど左右に振られます。また、すれ違いできる場所も限られていて、これは一般車両を入れられないなと思いました。
ロープウェイ乗り場に着くと、行列ができていました。
普段は30分間隔の運行らしいですが、このときは10分間隔ぐらいでピストン輸送していました。30~40分待って乗ることができました。乗り場からの眺めです。
上の方が紅葉しているのが見え、期待が高まります。
ロープウェイには、通勤ラッシュほどではないですが結構詰め込まれます。密です。まあ、そうしないともっと待ち時間が増えるのでしょうがないですね。換気はされています。しばらくすると下界が見えてきます。
もう晴れかけていますが、雲海ができていました。写真は撮れませんでしたが、もう少し登ると富士山の頭も見えました。さらに上の方に登ると、紅葉が見えてきました。ゴンドラ内からも「来てよかったね」といった歓声が聞こえます。
駐車場から1時間半ぐらいかかったでしょうか、ついに到着です。
富士山の五合目でも2300mぐらいですから、それよりも高い所に乗り物で来られてしまうなんてありがたいことです。
駅から出ると、すぐに千畳敷カールで、1周40分の遊歩道があります。40分というと長めの遊歩道に感じるかも知れませんが、駅から一望できるぐらいで、さほど長くはありません。山側から見た様子です。
逆に、谷側から見た様子です。
カール内の紅葉はこんな感じでした。
紅葉を近くから。
画面右下から、中央左へ向かって登山道があって、ここを登っていく人たちが多かったです。宝剣岳というらしいです。
遊歩道を1周しながら、おやつを食べたり、湧き水を飲んだり(自己責任)、ベンチで休んだりしながら、2時間ぐらい滞在して、この地をあとにしました。12時ぐらいからは帰りも混むとのことでしたが、11時ぐらいだったので、ロープウェイもバスも混雑することなく、ほぼ待ち時間なしで帰ることができました。天気も最高で、大変満足することができました。このあと、箕輪町の赤そばの里へ行きましたが、それはまた次の記事で。