花と紅葉と

旅行に役立つ開花情報

吉野山 2022/4/8

 いつもは関東近郊ですが、今回は相当遠出をしました。深夜11時に家を出て、朝の7時に現地着です。全国的に有名な桜の名所、吉野山です。

 朝早くに到着した理由は、交通規制が始まる前に車で見て回りたかったからです。その名の通り「山」なので徒歩ですべて回るのは大変です。一応路線バスなどもありますが、時間や停留所の制約を受けます。よって、一度車でざっと見たあと、場所を絞ってゆっくり見るという作戦にしました。

 吉野山は麓から「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」という4つの地区に分けられます。

f:id:kaikajoho:20220413105527j:plain奥千本はまだ開花したてということでパスをして、まずは上千本に向かいました。

 上千本の花矢倉展望台が見どころだということなので、そこへ向かいました。途中、下千本、中千本を通ります。満開です。

 無料駐車場があるという噂があったのですが、有料駐車場(1日2000円)になっていました。まだ移動するつもりだったので、スルーして少し山を下ると5台ぐらいの無料駐車スペースがありました。埋まっていたのですが、2,3分待つと空き、無事駐めることができました。5分ぐらい歩いて展望台に戻るとこのような景色が見られます。カメラマンもたくさんいました。

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展望台からの景色もいいのですが、少し道路を下った先の方が、より見晴らせるかもしれません。

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 同行者を中千本で降ろして、駅近くの下千本駐車場に向かいます。駅近の駐車場に駐める→駅から出るバスで中千本まで上がる→歩いて駐車場まで戻る、という作戦です。しかし!駐車場が満車です。まだ7:30ぐらいです。一番大きな駐車場だということで油断していました。山を上がればまだ空いている駐車場はありましたが、同行者との合流や帰りのことを考えると不便な場所でした。

 そこで他の駅に駐車して、電車で戻ってくることにしました。2つ先の大和上市駅前に1日300円のコインパーキングがあることを調べておいたので、そこへ向かいます。車で10分ぐらい移動し、無事駐車することができましたが、最後の1台でした。みんな考えることは同じですね。運賃180円(Suica使えます)で吉野駅まで戻りました。駅前広場です。

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案内所などあるので、ここで準備を整えましょう。この広場の突き当りがバス乗り場です。すでに20人ぐらいの列ができていましたが、運行開始が1時間後の9:10頃ということでした。同行者との合流の都合があったので、待たずに歩き出しました。ちなみに、時間に余裕があれば、バスで上がって歩いて戻ってくるのを強くおすすめします。特に体力に自身のない方は。駅前からロープウェイもありますが、さほど上がりません。バスの終点である中千本までは、ロープウェイを降りてからも登り坂になります。バスもロープウェイも料金は同じ450円なので、バスの方をおすすめします。

 歩いて上がる場合は、まず、七曲りというつづら折りの坂道を登っていきます。道中も桜を楽しむことができます。

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 七曲り(ロープウェイ分)を上がり切ると、坂道は少しなだらかになります。途中、このような無料休憩所があったりします。

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 少し進むと金峯山寺の参道になり、お店が立ち並ぶ賑やかな通りになります。

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 金峯山寺を過ぎ更に進むと、中千本の名所、吉水神社に着きます。

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 入山料200円ですが、手作りの箱に入れるだけなので、小銭の準備が必要です。そして、入ってすぐに名物の一目千本の場所があります。

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多種多様な桜が咲き誇る、いかにも吉野山らしい景色です。ここまで歩いて、あとは引き返しました。

 中千本の如意輪寺で車を降り、歩いて駅まで下った同行者は非常に満足していました。近くで見る分には如意輪寺周辺の車道がきれいだったそうです。下から徒歩で登った私はしばらく筋肉痛でした。

 咲き具合のタイミングもよく、天気にも恵まれ、100点満点の観桜だったと思います。