わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車に乗って紅葉を見てきました。トロッコ列車は「わっしー号」と「わたらせ渓谷号」の2種類ありますが、今回はわっしー号です。
ヘッドマークにいるのがわたらせ渓谷鐵道のマスコットキャラクター「わっしー」です。2両編成で1両目が窓ガラスのないトロッコ車両で、2両目が普通車両です。指定席ではありませんが、通常運賃の他に整理券が必要です。整理券も、1両目に乗れるものと、2両目のみのものがあるみたいです。もちろん1両目のトロッコ車両の分が早く売り切れます。今回は1か月前の発売開始とともに購入したので、どのくらいで売り切れてしまうかは分かりません。
指定席ではないですが、一度座った席から移動するのは実際難しいので、最初の席取りが重要です。我々は知らずに発車直前に行きましたが、乗車待ちの列ができていました。とはいえ、初めてでどこに座るのがいいのかは分からないので、とりあえず空いていた進行方向左側に座りました。
発車してしばらくは街中を走ります。大間々駅を過ぎた辺りから渓谷と紅葉が見られます。そのせいか、大間々駅から乗ってくる人も多かったです。渓谷は前半が右側、後半が左側だと車内アナウンスがありました。だから前半は反対側の車窓から景色を楽しみます。
何枚も撮った中から広めの景色を選びましたが、線路脇に木が立っていることが多く、視界を遮られることが多いです。ですので、個人的には左側に座って良かったと思いました。あと、皆さんの格好を見て分かると思いますが、窓がないのでもちろん寒いです。右側にちらっと写っているカウンターでは、グッズやお弁当を売っていました。
先頭からの景色も面白そうだったので、行ってみました。
写ってないですが、左側が運転席です。今回は閉鎖されていましたが、手前の白いカバーを外すと、こども運転台のようなものが現れるようです。
途中、いくつかある見どころではスピードを落として、車内放送で案内があります。これは、列車からじゃないと見られないという滝です。
近すぎたため全体が写っていませんが、相当上まであります。これは左側に座らないと上まで見えないと思います。
神戸(ごうど)駅を過ぎると、草木トンネルという長いトンネルに入ります。そのとき、次のようなイルミネーションがあります。
この照明が7色に変わる程度なので過剰な期待はしない方がいいです。それよりも、トンネル内は、寒く、うるさい、です。体感では10分以上かかったのではないかと思いますが、早く抜けてくれと思っていました。
トンネルを抜けると渓谷は左側(こちら側)に来ます。
こんな感じで遠くにも、近くにも紅葉が楽しめます。特に沢入駅には紅葉が多いです。
実はここは昨年に車で訪れているので(記事にもしました)、期待していた場所です。
その後も、白い岩の渓谷と紅葉が続きます。
近くの紅葉。
後ろ向き。
スピード感。
橋の上から。
渓谷が左側の区間はそれほど長くありませんが、前半のように景色が手前の木に隠されてしまうことが少ないので、こちら側でよかったです。
終点間近で再び景色は反対側へ。
手前の駅で降りてしまう人が多いので空いています。そして終点の間藤駅です。
折り返しで帰ろうと思っても1時間近く待つことになりますし、この辺りに時間を潰すものもなさそうなので、ここから日光東照宮まで路線バスで向かいました。そちらもきれいだったので次の記事で紹介したいと思います。