栃木県足利市迫間(はさま)町の「あしかがフラワーパーク」で、熱帯性スイレンが見頃を迎え、青や白、ピンク色などの花が水面を彩っている。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止で手入れ作業に当たる人員が限られる中、7月中旬から園内の水路や池などに800株を植栽した。同園によると、長雨の影響で成育が危ぶまれたが、8月中旬ごろから安定して日照時間を確保できたため、全ての株で花が咲いているという。
厳しい暑さだった4日は、日傘を差したり、一眼レフカメラやスマホで写真に収めたりする来場者の姿もあった。
家族と観光で訪れた福島市、会社員女性(24)は「色鮮やかなスイレンはきれいで、写真映えもしますね」と話していた。11月ごろまで楽しめる。